『5歳&3歳子連れエジプト旅行記Vol.10』
ピラミッドの後は、エジプト考古学博物館にツタンカーメンの秘宝を見に行きました!!
エジプトには博物館がたくさんあり、一番新しいものは「大エジプト博物館」と言う名前のギザピラミッド近くにある博物館です。
大エジプト博物館は日本の会社が設計・工事監修を行なっており総工費約630億円のうち日本が約348億円を貸す形で建設されたそうです。
もともとは2020年にオープン予定でしたが、コロナの影響等々で工事が遅れ2024年3月でも完全なオープンはしておらず今回は訪れませんでした。
将来的には、現在考古学博物館に収蔵されているツタンカーメンの黄金のマスクなども大エジプト博物館へ移される予定だそうです。
私たちは博物館訪問の目的がツタンカーメンの黄金のマスクだったので考古学博物館へ行ってきました。
入場料は450EGP。6歳以下はどこの観光施設も無料。
100年以上前の建物で、建物自体の雰囲気はヨーロッパ風。
有名な展示物ありすぎて載せきれないのでいくつか・・・
何千年も前に描かれた絵がこんなに鮮やかに残っています。
そして、昔からカモいるのね。と思った。
すごく小さな彫刻。こんなに小さなものも作れるほど偉大な文明があると示す意味があるらしい。
3000年以上前にパピルスと言う古代の紙に書かれたヒエログリフ。
丈夫な紙を作る技術もすごい。
今のエジプトの紙幣のモデルになっている彫刻。
4人家族の像。
土偶に似ている。と思った。
古代のサンダル。今と全く同じ形!
ツタンカーメンの黄金の玉座。
玉座の横にはツタンカーメンの名前が。
上の写真の青で囲まれた部分。「太陽、フンコロガシ、3本線、お皿」でツタンカーメンを表したヒエログリフらしい。
これさえ覚えれば、何がツタンカーメンの持ち物だったか分かるよ。とガイドさんに教えてもらいました。
この箱にもツタンカーメンの名前が彫られています。
ツタンカーメンの黄金のマスクや黄金の棺は特別室に収蔵されており、その中は写真撮影禁止でしたので入り口だけ。
博物館内部の様子。
最後の展示はイヤイヤ期Boy。博物館はちびっ子にはハードル高いですね。
ツタンカーメンのお宝を中心に駆け足で見たので、滞在時間は1時間半くらいでした。
カイロ市内の車の様子。車の運転はドバイよりもだいぶカオスな感じ。車線が引かれていない道路も多く、運転するのはかなり怖そう。。
博物館の後は、古代と同じ技法を使ってパピルスを作っているお土産屋さんへ。
パピルスという古代の紙は、パピルス(カミガヤツリ)と言う草から作られるそうです。
↑パピルスの作り方を説明してもらいました
茎を薄く切って水分を出して
格子状に重ねて一枚の紙にするそうです。
エジプト旅行の記念に、古代エジプトの星座の絵が描かれたパピルスにヒエログリフで名前を書いてもらいました。
以上、考古学博物館とパピルス屋さんでした。