前回までの記事ではルクソール2日目の西岸観光でしたが、3日目は東岸観光に行きました。
『5歳&3歳子連れエジプト旅行記Vol.6』
↑でも書いたようにルクソール市内はナイル川を挟んで東岸と西岸に分かれています。
今回は生者の街である東岸の神殿を巡って行きます。
まず最初はカルナック神殿へ!
カルナック神殿は古代エジプトの最も壮大な建築物の1つです。紀元前16世紀から紀元前11世紀にかけて複数のファラオによって建設され、その後も追加や改築が行われました。神殿内には大きな彫刻や柱廊、神殿や礼拝堂があり、古代エジプトの宗教と文化の中心地であったことが分かります。
敷地面積は100haを超えるそうです。
チケットは450EGP
ここはカードのみでした。
この神殿はとても広いので、かなり体力を奪われます。
日除けやお水など暑さ対策をしっかりした方が良さそうです!!
この日もハマちゃんが案内してくれました。
入り口の前にはスフィンクス参道。
通常のスフィンクスはライオンの体に人間の頭ですが、この第一塔門前のスフィンクスは雄羊の頭になっています。
カルナック神殿はエジプト神話における最高神であるアモン・ラーを祀った神殿であったことからこのスフィンクスはアモン神の聖獣である雄羊が使われているそうです。
遺跡巡りをしていると古代エジプト神話の神々のお話がよく出てきます。
壁画にもたくさん描かれており、エジプトを訪れる方はエジプト神話について勉強していくとより楽しめると思います!
(私はオリラジ中田さんのYoutubeで勉強しました!)
いよいよ本殿の中へ
大きな塔門には足場が組まれ、地元の大学生が修復作業を手伝っていました。
圧巻の大列柱室!
とてもとても大きな柱が並んでいます。
このお部屋には134本の柱があるそうで、中心にあるパピルスの柱は高さが約21メートル、直径3.6メートルもあるそうです。
柱には様々なヒエログリフなどが彫られています。
一部の柱は色がまだ残っていました。
こちらは修復された屋根の部分。
本来この柱の上には石と木でできたピラミッド型の屋根があったそうです。
しばらく進むと顔だけ取れた坐像がありました。
顔はめの写真スポットになっているそうです 笑
娘の顔はめ写真と必死に支える夫のお尻。
個人的に一番感動したのは古代エジプトで使われていたカレンダーが刻まれた壁です!
1年12か月、各月は30日、10日ごとの週で構成されており、さらに、どの月にも属さない余分な5日 (Epagomene) を加えて365日となる太陽暦がこの時代に作られたそうです。
(*諸説あります)
教科書で習ってきたエジプト文明によって作られたものを実際に自分の目で見られることがとても幸せでした。
そして、父を連れてエジプトまで観光に行けたことにも感動でした♪
遺跡が多すぎて全く整理されていませんでしたが、屋外博物館という名の遺跡の山も見ることができました。
途中で座り込む息子。毎日砂だらけです。
途中売店もありました。
最後は有名なフンコロガシの像!
古代エジプトではフンコロガシはとても重要な意味がありました。
フンコロガシが転がすフンから植物の芽が出ることから、生命の源と考えられ太陽神のラーの化身と考えられていました。
壁画やヒエログリフの中にもとても頻繁に登場します。
そして、この銅像の周りを7周回ると良いことがあるそう!
ということで私たちもみんなで7周回ってきました 笑
入り口近くの建物の中には聖舟の模型もありました!
古代エジプトの宗教的な行事オペト祭で神々の神聖な像やシンボルを運部ために使われたそうです。
遺跡の中には港の跡も残っていました。
昔はナイル川の氾濫した水がこの地まで来ていたことが分かります。
次はルクソール神殿へ向かいます!
こんにちは!来年5月にエジプトに子連れ旅行予定です。下の子は来年3歳なので不安でしたが旅行記を見てると行けそうな気がします!!
暑さ対策はしっかりしないといけないのだなぁと改めて思いました!!
続き&日本のガイドさん情報待ってます!
かめろんさん、コメントありがとうございます!
3歳きっと楽しんでくれると思います♪
ただ、5月はかな〜り暑いので熱中症にお気をつけて楽しんでください♪