ドバイ生活

ドバイでも卵かけご飯はできるのか!?

海外生活できっと皆さん疑問に思うのが、卵を生で食べていいのか!?

卵を生で食べるという習慣がある国は珍しく、海外では卵は加熱調理するのが一般的です。
(一部の国では生もしくは半熟の状態で食べることもあります)

生卵を食べる=ゲテモノ料理なんていう認識もあるそう・・・

なぜそんなことが言われるのか。一般的に卵の表面にはサルモネラ菌という細菌が付着しており、食中毒の原因となり最悪死に至るからです。

鶏の腸管内や卵管内にはサルモネラ菌がいる場合があり、産卵する過程で卵の殻の表面に菌が付着する場合や卵内部にサルモネラ菌が混入することも。

日本では卵を生食することを前提として販売が行われているため卵表面の徹底した消毒が行われています。

現在流通している卵のほとんどはGPセンターという施設で洗卵、消毒、ヒビのチェックなどが行われているそうです。(ヒビが入っている卵は食べないようにしましょう!)

日本卵業協会によると、日本の卵の賞味期限は夏期(7~9月)が産卵後16日以内、春秋期(4~6月、10~11月)が産卵後25日以内、冬季(12~3月)が産卵後57日以内と季節により異なるそうです。実状はパック事業者と量販店、バイヤーの話し合いで決めておりパック後2週間(14日)程度を年間を通して賞味期限としている所が多いようです。

家庭で卵を流水で洗ってしまうと細菌混入の原因になることもあるそうで、汚れがついている場合は拭き取るのがオススメらしいです。

また、卵内部のサルモネラ菌感染を防ぐためにサルモネラに対するワクチンを鶏に摂取することもあるそうです。(養鶏場によって方針に違いあり)

食品安全委員会の食品健康影響評価技術研究で実施された研究では 、全国から集めた約 10 万個の卵でサルモネラに汚染されていた卵は3個あったそうです。

ただし菌数は非常に少ないため生食しても=食中毒というわけではありません。(菌の有無ではなく数が重要)

卵を割った状態で放置すると細菌は増殖してしまうためすぐに食べるようにしましょう!

ちなみに日本における2023年のサルモネラ食中毒の報告件数は655例でした。
(厚生労働省 食中毒統計資料より)

ではドバイに生で食べられる卵はあるのか!?

あります!!

有名なのは(私はこれ以外のブランドの生食用は見たことない)Arabian FarmsのSAHA Pasteurised Egg!

Pasteurised eggとは低温殺菌された卵のことです。

*似たような言葉に「Pasture raised=放牧で育てた」という卵も存在するのでご注意!!

表示を見てみると、UAE’s only Pasteurised eggと書いてあります。

HPを見ても殺菌方法などは詳しく載っていませんでしたが、ハッキリと生食可能(safe for raw)と書いてあります!

ドバイでも卵かけご飯が食べられるのはとても嬉しいですよね♪

個人的にはこのPasteurised eggOmega3 egg(これはいろんなメーカーからでている)をいつも購入しています。

家で気をつけていることは、ヒビが入っているのもは使用せず捨てて、卵の殻を触った後はすぐに石鹸で手を洗うようにしています。

お弁当作りの途中で卵を触る人は特に気をつけましょう♪

ドバイで他にも生食用卵知ってるよ!という人は是非教えてください!

 

ABOUT ME
Dr.Haruka
ドバイ在住 ママ内科医のHarukaです。 5歳&3歳の子育てにも奮闘中! ドバイでの医療情報や子連れのお出かけ情報、ドバイ生活のリアルな情報をブログとして紹介していこうと思っています。 ドバイにお住まいの方、海外での生活に興味がある方に覗いてもらえると嬉しいです!

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