インターナショナルスクールでよく聞く『No Nuts Policy』とは・・・
日本でも学校での食物アレルギーによる事故の話題をよく耳にしますが、インターナショナルスクールでは「No Nuts Policy」という言葉がよく使われています。
日本に比べて海外にはナッツアレルギーを持っている子供たちが多くいます。
そのため、お弁当や給食に限らず学校の中にナッツ類を持ち込んではいけないというルールがあります。
全ての学校ではないかもしれませんが、私が見学に行った学校は全てナッツ禁止でした。
ナッツそのものだけではなく、ピーナッツバターやクッキー、チョコレートに含まれているナッツ類も全てチェックしなければなりません。
↑このようなポスターが学校中に貼ってあります。
その他にも息子の学年にはゴマのアレルギーを持っている子がいるため、ゴマを含むものも全て禁止となっています。
日本風のお弁当を作っている我が家にとっては、ゴマ禁止というのはなかなか大変です。
ふりかけにはほとんどゴマが入っているし、ゴマ油も使えません。
中東料理で有名なフムスもゴマペーストを使っているので禁止となっています。
お弁当に使う全ての食材の成分表をチェックしながら毎朝お弁当を作っています。
息子がNurseryに通っていた時には、ナッツに加えて豚肉類も禁止となっていました。
これはイスラム圏ならではだと思いますが、ムスリムが比較的多いNurseryだったため宗教に配慮してそのようなルールが決められていました。
日本だとアレルギー対策は個別対応が多いと思いますが(最近の事情はわかりませんが)、学校全体で禁止となるのがすごい対策だなと思いました。
皆さんの学校や国でのアレルギー対策などありましたらぜひコメントしてください♪