『5歳&3歳子連れエジプト旅行記Vol.5』
引き続きルクソール観光が続きます。
次に訪れたのはメムノンの巨像
こちらも西岸にある遺跡で、紀元前13世紀(約3200年前)にアメンホテプ3世によって造られた自身の像です。当時はアメンホテプ3世の葬祭殿の入口の部分でしたが、葬祭殿はその後メルエンプタハによって自身の葬祭殿の建設のための石材調達のため破壊されたそうです。
向かって右側の巨像は、ローマ時代の地震によるヒビ、温度差によるきしみによりうめき声や口笛のような音が鳴るようになり、「像が歌う」といわれるようになり多くの観光客を集めたそうです。その中には、ローマ皇帝ハドリアヌスもいたそうです。現在もメムノンの巨像の台座には彼らが書き記した署名や詩が残されているそうです。
残念ながら、212年に修復工事が行われ、今では歌うことはありません。
写真からも分かるように高さ18mととても大きな像です。3000年以上も前に重い石でこのように巨大な像を作る建築技術の高さに感動しました。
残念ながら像のお顔は壊れてしまっていました。
ルクソール2日目の観光は西岸にあるハトシェプスト女王葬祭殿、王家の谷、メムノンの巨像を巡りました。
私たちは子連れ旅だったことと、お腹を壊したくなかったので食事は全てホテルで頂くこととしました。なので観光は午前中のみでランチからはホテルでゆっくりというスタイルにしました。
こちらエジプトの救急車。
観光用にお願いしたプライベートカーはトヨタのバンでした。
お水は自分たちで大量に持って行きました。重い荷物は車に置いたまま観光できたのでとても楽でした。
荷物を運ぶロバをたくさん見かけました。
エジプトの道はかなりデコボコしていて車はすごく揺れるので、車酔いしやすい人は要注意です!
父は車酔いして辛そうでした・・・・
酔い止めやビニール袋などもあると安心です!
ルクソールのホテルはほとんど東岸にありますが、東岸から西岸までは車で30~40分ほどの距離でした。
ホテルの近くには観光用の馬車がたくさん走っており、イメージと違って驚きました。
(まるでヨーロッパのような雰囲気)
次の記事はルクソール観光3日目、東岸の観光です。